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手つかずの自然が残る知床は、冒険にふさわしい魅力的な場所です。しかし、手付かずの自然は時に厳しい顔を見せることもあります。知床での冒険を安全に楽しむためには知識や経験、そして事前準備が不可欠です。「知床半島先端部地区利用の心得」と「世界遺産ルサフィールドハウス」はあなたの冒険のコンパスとなるでしょう。冒険をより安全により楽しくするために、必要不可欠な存在なのです。
世界遺産ルサフィールドハウスは、冒険の手助けのみを行う施設ではありません。雄大な自然や続縄文時代から続く歴史文化について学ぶとともに、2階からはクジラやシャチを観察でき、力強い生命の息吹を感じることができます。そのほか「サケマス&遺跡ツアー」や「ルサカフェ」などのイベントを実施しており、お子様から大人まで楽しめる施設です。また本プロジェクトの企画として、ヒグマから食料を守るアイテムとして「フードコンテナ」の無料貸出を行っている他、施設ではヒグマの情報提供やクマ対策スプレーの有料貸出を行っています。※各種イベントは通年イベントではありません。詳しくは「イベント情報」をご覧ください。
羅臼町は、知床世界自然遺産に登録された知床半島の東側に位置し、国後島を望む自然豊かな町です。アイヌ語で「獣の骨のあるところ」を意味する「ラウシ」が町名の由来と言われており、町内でも多くの遺跡が発見され、昔から国後島や根室方面などを行きかう貿易路として利用されていたと考えられています。また基幹産業は漁業であり、「羅臼昆布漁」、「ウニ漁」、「鮭定置網漁」、「刺し網漁」などが盛んで、海沿いには多くの番屋が連なっています。流氷が運ぶ豊富な栄養が根室海峡を潤し、豊かな漁場を形成しており、観光船に乗れば「ホエールウォッチング」や「ヒグマボートクルーズ」など、ダイナミックな自然体験も楽しめます。
羅臼町相泊漁港に位置する知床半島先端部地区の入口から知床岬方面に少し歩くと複数の昆布番屋が連なっており、現在でも7月〜9月には、昆布漁師たちの作業風景が見られます。知床半島先端部地区に入域する際は、「人の土地にお邪魔しています」という気持ちを忘れないで注意深くどこを歩けば良いか考えて歩きましょう。また打ち上げられた昆布やウニが目に入りますが、持ち帰りたくなる気持ちは抑えましょう。昆布やウニなどは打ち上げられていたとしても、許可なく持ち帰ると漁業権侵害になります。冒険中は景観として楽しみ。冒険を終えてから、羅臼のお店で絶品の昆布やウニを堪能しましょう。
知床半島に生息する代表的な野生動物たち。この動物たちの特徴がWEBサイトのどこかにデザインされています。探してみよう!
シャチの白黒模様は水中で捕食者や獲物を惑わすカモフラージュとして機能していると考えられています。下から見上げると白い腹が光に溶け込み、上から見ると黒い背が海の暗闇に紛れます。
尾びれや背びれの傷跡や形は個体によって異なり、研究者が個体識別をする手掛かりとなります。ルサフィールドハウスから泳いでいるシャチの背びれが見えることもあります。
エゾシカの耳は自動車のウィンカーのように独立して動かすことができ、音の方向を瞬時に探知します。これは捕食者の接近をいち早く察知するためです。
尻尾の裏側が白いのは、危険を知らせるときに仲間に目立つようにするためです。跳ねるように逃げる際、尾を振り上げて警告します。
尻尾は体長の約1/3ほどの長さで、木に登ったりジャンプしたりするときのバランスを取るために役立ちます。また、寒い夜には体に巻きつけて保温します。
足裏には厚い毛が生えており、滑りやすい雪の上でも、しっかりとしたグリップを保つことができます。
知床に暮らすヒグマは、海岸線から高山帯まですべての地域に生息しています。知床半島先端部地区では、海岸を歩くヒグマを目にすることも少なくありません。また、秋には川に上るカラフトマスやシロザケを狙って、河口付近にいることも多くなります。
ヒグマの前掌の幅から、そのクマの大きさを推測することができます。前掌幅が15cmを越えると大きな大人のオスです。このサイズの足跡を見つけたら、近くに彼らがいるかもしれません。
オジロワシの名前の由来である白い尾羽は、成鳥のみに見られる特徴です。オジロワシは大人になるまでに5年ほどかかり、それまでの間は、茶褐色から茶色の混じる尾羽をしています。
オジロワシは知床で巣を作り繁殖もしています。春~夏の間は、子育て中のオジロワシを見かけることもあるかもしれませんが、遠くからそっと見守ってあげてください。
手つかずの自然が残る知床は、冒険にふさわしい魅力的な場所です。しかし、手付かずの自然は時に厳しい顔を見せることもあります。知床での冒険を安全に楽しむためには知識や経験、そして事前準備が不可欠です。 「知床半島先端部地区利用の心得」と「世界遺産ルサフィールドハウス」はあなたの冒険のコンパスとなるでしょう。冒険をより安全により楽しくするために、必要不可欠な存在なのです。
世界遺産ルサフィールドハウスは、冒険の手助けのみを行う施設ではありません。雄大な自然や続縄文時代から続く歴史文化について学ぶとともに、2階からはクジラやシャチを観察でき、力強い生命の息吹を感じることができます。そのほか「サケマス&遺跡ツアー」や「ルサカフェ」などのイベントを実施しており、お子様から大人まで楽しめる施設です。 また本プロジェクトの企画として、ヒグマから食料を守るアイテムとして「フードコンテナ」の無料貸出を行っている他、施設ではヒグマの情報提供やクマ対策スプレーの有料貸出を行っています。 ※各種イベントは通年イベントではありません。詳しくは「イベント情報」をご覧ください。
羅臼町は、知床世界自然遺産に登録された知床半島の東側に位置し、国後島を望む自然豊かな町です。アイヌ語で「獣の骨のあるところ」を意味する「ラウシ」が町名の由来であり、町内では多くの遺跡も発見されており、昔から国後島や根室方面などを行きかう貿易路として利用されていたと考えられています。 また基幹産業は漁業であり、「羅臼昆布漁」、「ウニ漁」、「鮭定置網漁」、「刺し網漁」などが盛んで、海沿いには多くの番屋が連なっています。流氷が運ぶ豊富な栄養が根室海峡を潤し、豊かな漁場を形成しており、観光船に乗れば「ホエールウォッチング」や「ヒグマボートクルーズ」など、ダイナミックな自然体験も楽しめます。
羅臼町相泊漁港に位置する知床半島先端部地区の入口から知床岬方面に少し歩くと複数の昆布番屋が連なっており、現在でも7月〜9月には、昆布漁師たちの作業風景が見られます。知床半島先端部地区に入域する際は、「人の土地にお邪魔しています」という気持ちを忘れないで注意深くどこを歩けば良いか考えて歩きましょう。 また打ち上げられた昆布やウニが目に入りますが、持ち帰りたくなる気持ちは抑えましょう。昆布やウニなどは打ち上げられていたとしても、許可なく持ち帰ると漁業権侵害になります。冒険中は景観として楽しみ。冒険を終えてから、羅臼のお店で絶品の昆布やウニを堪能しましょう。